パーマリンクの仕組みを確認する

パーマリンク設定のURLの構造は、『共通設定』として『基本』、『日付と投稿名』、『月と投稿名』、『数字ベース』、『投稿名』、『カスタム構造』が用意されていますが、WordPress初心者が見て、さっぱり構成が分からないというのが『カスタム構造』だと思います。

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OSなどに詳しい方なら、パスで『%systemroot%』などという表記を見たことがあるかもしれませんね。これはWindowsOSにおいて、重要なシステムファイルが保存されたフォルダが格納されているアドレスをさしています。
OSの管理上、システムファイルが保存されたフォルダ(システムルート・フォルダ)の名前を管理者が任意に変更することもあるわけですが、パスに『%systemroot%』と書いておけば、そのフォルダがどんな名前に変更されていても、自動的にシステムルートフォルダだと認識、アクセスするという便利な仕組みです。

パーマリンク設定で使われている『%文字列%』も似たようなもので、このような書式で指定しておけば、パーマリンクのURL指定に何を使うかを自動で取得して、URLを構成してくれます。
たとえば『%postname%』は、『投稿名』を意味するため、この場合は、カスタム構造上、パーマンリンクに『投稿名』を自動的に取得するという設定をしたことになります。
(???それって、すぐ上にあるじゃん)と思われた方もいるかもしれませんね。

はい、その通りです(*^_^*)。この画面は、『投稿名』が選択されている状態です。
そのため、カスタム構造上は、自分で手入力するのなら『%postname%』と指定したのと同じことだよという意味合いで、カスタム構造の行に、自動的に『%postname%』という文字列が追加されているのです。

(んん?sample-postとの違いが……)と、混同誤解してしまっている方のために、『日付と投稿名』をクリックしたときのカスタム構造の記述を確認してみます。

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たとえば、このサイトで、『日付と投稿名』の設定を選んだ場合、特定の記事を書くと、パーマリンク(URLの指定)は、majyuteikoku.com(ドメイン名)の下に、日付、投稿名という順で表示されることになります。これは、自分がカスタム構造で

/%year%/%monthnum%/%day%/%postname%/

と入力したのと同じことです。

『2015/12/23』という日付は、ただの『記述例』ですよね?
つまり『sample-post』というのも、投稿名の例なんです。『2015/12/23』という日付に特別が意味ないのと同様、『sample-post』という文字列に特別な意味があるわけではありません。
記事のタイトルが『test』であっても、『タイトル例』であっても良いわけですが、ここでは、記事のタイトルの例を『sample-post』にしたというだけの話。自動的に投稿名を取得するという指定で意味を持つ文字列が、『%文字列 %』という書式になります。
また、この書式を、WordPressでは『構造タグ』といいます。

代表的な構造タグの種類

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カテゴリベースとタグベース

パーマリンク設定にカテゴリやタグを利用したときのオプション設定です。
WordPressでは、カテゴリのほか、タグアーカイブページ(tag.php)を設定したり、プラグインを使い、タグを用いた記事を管理することも可能です。そのため、タグを用いて記事を管理している場合は、タグにより特定の記事を抽出できます。そして、タグをパーマリンクの設定に用いたい場面も出てきます。ただ、カテゴリベースやタグベースのパーマリンクを使うと、URL構造のなかに、ユーザーが意図しない『category』、『tag』の文字列が入ってしまうことがあります。
たとえば、カステム構造で、『http://localhost/wordpress /%category%/』と指定し、書いた記事のカテゴリを『test』とした場合、執筆者は、記事のパーマリンクが『http://localhost/wordpress /test/』と出力されることを期待します。でも、実際には、『http://localhost/wordpress/category /test/』と表示されてしまう場合があります。自分の設定したカテゴリ名の前に、カテゴリベースであることを示す『category』の文字がついてしまったのです。タグベースの場合も同様に、出力したいタグ名の前に『tag』とつぐことがあります。これらが邪魔だと思った場合、オプション設定のカテゴリベースの欄に、『 . 』(ドッド)を指定すると思い通りの表示になります。

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このように、カテゴリベースやタグベースのパーマリンクがデフォルトで表示するURL構造の表示を修正したい場合に、オプション設定を利用します。